当院の一般外科について

外科のイメージ写真

外科疾患と言っても、日常の生活で起きうる小さな怪我から事故による重症なもの、また良性腫瘍や悪性腫瘍に伴った手術治療まで様々です。疾患や怪我の程度によりクリニックで治療できる範囲かどうかは変わりますが、まずは受診していただくことが重要です。今までの経験を地域医療のために生かし必要に応じて近隣病院への紹介も行っていきます。また他病院で外科治療を行った患者さんはその病院で定期的なチェックやケアーがされることが多いのですが、様々な理由から病院への通院の困難さを感じられる患者さんもいらっしゃいます。そのような場合でもご相談ください。

切り傷、擦り傷

傷の状態を確認し、適切な洗浄を行った上で処置を行います。
傷をきれいに治すためには早期の治療が大切です。

異物混入(とげがささった、ガラスの破片が入り込んだ)

皮下異物が浅い場合は、できるだけ傷が残らないように異物の除去を行います。場合によっては局所麻酔を使用し、切開して異物を取り除きます。

咬傷(人や動物に噛まれて生じた傷)

ばい菌による感染リスクがありますので、適切な処置を行ったあとは抗生剤の点滴や破傷風(トキソイド)の接種が必要となることもあります。

粉瘤などの皮膚良性腫瘤の切除術

皮膚に生じる腫瘤はたくさんの種類があります、見た目や触診で判断できない場合は、超音波検査で診断を行うこともあります。良性の腫瘤では当院で外科的切除を行うこともありますが、悪性を疑う場合、切除部位により困難な場合は連携医療機関へ紹介させていただきます。

手術後の経過観察

CT検査(造影剤を使用する場合もあり)、超音波検査、腫瘍マーカー等で、再発・転移の有無を調べます。
他院にて手術を行い、引っ越し等で当院にて経過観察を希望される方は一度ご相談ください。

以下のような症状がある方は、早めに医療機関を受診されることをお勧めいたします。

  • 傷が深い
  • 血が止まらない
  • 腫れて熱がでてきた
  • 受傷後、熱がある

当院では、自賠責保険による診察に対応しておりません。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。